概要
赤外線でデータを送受信ができるYFROBOT社のコントローラ・受信機セットです。送信側は持ちやすいコントローラタイプになっており、操作を行うのにぴったりです。
送信側のコントローラはボタンが8つついています。
内容物
※ 電池は含まれていません。単4形の電池を別途ご購入いただく必要がございます。
組み立て方
①底板(上段)の裏面に電池ボックスを貼り付け、上図のように端子に接続し、単4形の電池を挿入します。
②底板(下段)を重ねて、スペーサとネジで4箇所を留めてコントローラは完成です。右上にある「ON/OFF」スイッチで電源を切り替えることができます。ONにしていると赤外線の送信ができる状態になります。
仕様
送信側
定格電圧 | 3V(単4電池x2) |
定格電流 | 5mA |
赤外線形式 | NEC |
制御距離 | 10m(使用環境や受信機により変動します) |
サイズ | 11 x 6.5 x 2.1 cm |
受信側
- G:GND
- V:電源(定格電圧:5V)
- S:データ
Arduinoコード例
コントローラから送信された赤外線データを取得するサンプルです。
IRRemoteというライブラリが必要になるので、事前にGithubのサイトからダウンロードして、スケッチ→ライブラリをインクルード→.ZIP形式のライブラリをインストールでライブラリを入れておきましょう。バージョン2系と3系で書き方が異なるので使用するバージョンを確認しましょう。
下記コードは3系での記述です。受信側のSは9ピンに繋いだ状態です。シリアルモニタをボーレート9600で表示した状態で、コントローラのボタンを押すと送信されたコマンドを確認することができます。
#include #define IR_RECEIVE_PIN 9 void setup() { Serial.begin(9600); IrReceiver.begin(IR_RECEIVE_PIN, ENABLE_LED_FEEDBACK); // Start the receiver } void loop() { if (IrReceiver.decode()) { Serial.println(IrReceiver.decodedIRData.decodedRawData); IrReceiver.resume(); // Enable receiving of the next value } }